【解説】これまでのコロナウイルス騒動のまとめ

コラム
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今回は3/26時点までのコロナウイルス騒動のまとめを、自分の整理のためにも書こうと思います。

最初にコロナウイルスの知っておくべき特徴を紹介し、そのあとに国ごとの簡単な今までの流れを書きます。

最後にこれから世界がどのような経路をたどっていくのか、簡単に予想されていることを紹介します。

何か意見等ありましたらコメント欄にでも書いていただけたら嬉しいです。

では早速本題の方に入っていきます。

コロナウイルスの特徴(3/26時点でわかってること)

インフルエンザと比較して特徴を書いた方がわかりやすいので、その形式で紹介します。

  • 致死率:インフルエンザよりかなり高いと言われている(2月にWHOが発表した時は2%)
  • 感染:コロナウイルスの基本生産数Rは2〜3、クラスタという感染集団を形成する

まず致死率ですが、これは国によって大幅に変わります。

一応致死率の定義を確認しておくと、「(感染して死亡した人数)/(感染した人数)」です。

なのでコロナウイルスにかかってからの医療体制が重要になるのですが、医療崩壊を起こしているイタリアやスペインでは致死率は5%以上になっています。

そして感染の仕方についてですが、基本生産数とは感染した人は新たにウイルスを移す人の人数のことです。

これが2〜3であり、ほとんどインフルエンザウイルスと同じと言われています。

ただ、インフルエンザウイルスと異なるのは感染の仕方にあります。

先日Twitterでも話題になっているわかりやすい漫画イラストがありましたので、そちらも参照していただけるとわかりやすいと思います。

普段は感染することが少なくても、3密の条件が揃った場所に感染者がいくと、そこで爆発的に感染が広がり感染者集団を形成するということです。

余談ですが、上記の内容は集団感染と意味が少し異なります。

  • 集団感染とは「集団の中で感染者が大量発生すること」を指し、インフルエンザで学級閉鎖が起こるのはこれが理由です。
  • しかし、新型コロナは「3密が揃った条件下で一人が周りの大人数に感染させやすい」という特徴を持っており、その感染した集団のことを「クラスター」と呼びます。

話が逸れましたが、普段は他の人に感染することが少なくて、ある場所で爆発的に感染を起こすことがコロナウイルスが厄介とされる理由です。

ウイルスとして生存戦略が理にかなっていると思います。

SARSなどは感染力が強く、そのおかげで感染経路が比較的わかりやすいです。

しかし、上記の特徴があることでコロナウイルスの感染経路がわかりづらく、どこかでクラスタを形成しオーバーシュートと呼ばれる現象を起こすことがあります。

それが危惧される現象であり、日本はこのクラスタを早期に発見して隔離することに力を入れてきました。

昨日今日と東京では40人以上の感染者が報告されています。

しかし諸外国と違ってかなり抑え込みに成功していたのは、このクラスタを中心とした対策をしていたからでしょう。

さて、ここからは国ごとにコロナウイルスの流れをまとめていこうと思います。

アメリカ

man riding bike and woman running holding flag of USA

アメリカは武漢が閉鎖してからすぐに、中国からの入国を禁止にしました。

そこからは2.3週間ほど時間を稼げていました。

しかし、コロナウイルスの水面下での感染を防ぐことはできず、検査体制を整えてからニューヨークに大量の感染者がいることが判明しました。

人間は指数関数をどうしても感覚では理解することができないと言われていますが、アメリカでも指数関数の立ち上げが起こりましたね。

25日の時点ではアメリカは感染者が44000人ほどであると報告されています。

WHOは次の感染の中心地がアメリカになる可能性があると発表しました。

一気に感染者が増えた理由ですが、検査体制を整えるのが遅く実態把握が遅れてる間に感染が広がったと言われています。

個人的にはニューヨークにおける新型コロナとの戦いの結末が、今後のコロナ騒動の鍵を担うと考えているので、これからもしっかりチェックしておこうと思います。

イタリア

classic white and red coupe parked near brown house

イタリアはハグやキスなどの文化、そして食の形態などが作用してコロナウイルスが広がりやすかったと考えられています。

そして今イタリアで深刻な問題になっているのが医療崩壊です。

もともとイタリアは財政難であり、医療整備がされてなかったり保険制度が整っていませんでした。

それにより医療崩壊が早くに起こり、感染爆発が起こったと思われます。

お隣ドイツは医療が発達していたので、フランスやイタリアに比べて死者の数を抑え込むことに成功しています。

しかし、医療崩壊が起きるのはどの国でもあり得るということを忘れてはなりません。

例えばスペインを例にとって考えてみます。

スペインの人口は4700万人ほどとされており、その人口の0.01%が4700人です。

3/26時点でのスペインの感染者の数は3500人を超えています。

これは検査によって確定した数字なので、感染者はこれの10倍以上はいることが予想されます。

病院のベッドの数や病棟数を計算していくと、人口の0.1%が感染した時点で医療崩壊は起こるとされています。

故にスペインでは医療崩壊がすでに起こっていると思われます。

このように医療崩壊が起きてしまうと、通常であれば致死率を1%に抑えることができるにも関わらず、5%以上に増えてしまうといった事態が起きてしまいます。

イギリス

raised United Kingdom flag

イギリスのジョンソン首相がコロナウイルスに感染していることが明らかになりましたね。

そんなジョンソン首相ですが、最初は集団免疫の戦法を取ることを推していました。

集団免疫とは、先ほど説明した基本生産数Rを1以下にすることができれば感染者が増えなくなるとする考え方です。

そのために人口の何パーセントが免疫を持てばいいかを計算するには、1−1/Rで求めることができます。

これを計算すると国民の60%が感染すればいいことになりますが、それまでに増加する死者数を国が容認するわけにはいかないのも事実です。

また、感染してから完治するのに1ヶ月かかるとします。

そして、医療崩壊が起きない限界のラインである0.1%の感染者でずっと保っていたとすると、国民の60%が感染するのに50年ほどかかる計算になります。

さらにこのウイルスは一度かかったら免疫が獲得されるのかどうかも科学的に立証されていません。

以上の理由から、ジョンソン大統領の発表後は様々な方面から叩かれていました笑

しかし、このように集団免疫をつけることができないからと言って、ずっと封じ込めをしようものなら経済が破綻します。

これから世界はどのような方向へ向かっていくのでしょうか?

After COVID-19の世界

封じ込めに一応成功したとみられる中国の様子をみていると、なんとなくこれからの世界の様子が明らかになってきます。

現在、中国は入国者に対して厳しい検疫と隔離をしています。

いずれ中国のように封じ込めに成功した国が出てくると、その国同士での人の行き来は可能になると思われます。

すると、コロナウイルスに対して安全な国は感染爆発している国に対して鎖国のような態度を取る恐れがあります。

以前まで、このようなことは考えもされませんでしたが、現実として中国がすでにそのような態度をとっています。

コロナに打ち勝った国とそうでない国で経済圏が二分化するかもしれません。

これはあくまで現実になっていませんが、十分あり得る話だと思います。

さて、ここまで色々とコロナウイルスの流れのようなものについて紹介してきました。

とりあえず、NYにおけるウイルス戦争に勝利することができるかどうかがかなり鍵を握っています。

NY中心にこれからの動向を見守っていきます。

 

当ブログ(東大生のツラツラ)では他にも役立つ記事を発信しております。

→コロナウイルス発生の仕組みと薬について

→コロナウイルス騒動からみられるSNSのあり方について

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