【東大生オススメ】小説ランキング2019

読書
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2019年、東大生オススメの小説ランキング!

東大生が読んだ2019年オススメの小説を紹介致します!

5位:蜜蜂と遠雷 (著:恩田陸)

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さて、まずこの本を2019年か2018年どっちに読んだかすら覚えてないのですが、別にそこは気にするところじゃないでしょう!(ランキングの破綻)

今からべた褒めしますが、僕は本自体の表現もかなり大切にする人なのでこの本を紹介しようと感じました。

小説ならではのトリッキーなストーリーなどを期待する人には向かないかも?

5位にランクインしたこの本ですが、注目すべきはこの本の中に出てくる描写の一つ一つです

ストーリーを簡単に説明すると世界的に有名なピアノコンクールで様々な才能たちがぶつかるという青春群像小説です。

最近映画化されてましたが、僕は絶対に見に行かないと決めていました。

理由は映画で見ることによる音の具現化が怖かったからです。

恩田陸さんによる音の表現が想像を何倍にも膨らますので、頭の中で奏でられている音を実際の音が超えてくることはないだろうと思っていました。

それくらい、恩田陸さんの表現力が素晴らしいということです。

言葉が音に勝てる証明をした本、と大袈裟にでも書きたくなるくらい笑

まあ映画を見に行って比べた上でこれを書いてるわけではないのでこれぐらいにとどめておきます。

しかも、このピアノコンクールに参加する登場人物がそれぞれこのコンクールを通して自ら抱える苦悩と闘う様は群像劇でしか書けなかったと思います。

ストーリー自体は特筆することがないのですが、表現に特化した本ということで5位にさせていただきます!

繊細な表現に魅了されたい人にオススメ!

4位:スロウハイツの神様(上下) (著:辻村深月)

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読み終わった時に、全ての伏線が回収されることによるスッキリさと感動による涙とでお腹がいっぱいになる作品です。

この本の登場人物は漫画家だったり画家だったり脚本家といったアート?に関わっている6人が同じアパートで暮らしている様子を描いたものです。

何かを思い出してここに記そうとすると僕の文章力ではネタバレにつながってしまいそうなので詳しくは書きませんが、とりあえずエンターテイメントを生み出す人々の葛藤やそれを刺激し合うライバルの存在が鍵になってきます。

それぞれの登場人物のダメダメなところ、ちょっと頑固なところ、寛容でみんなを包み込むところ、ちょっとカッコつけちゃうところなどが一つのアパートという絶妙な距離感のもとでぶつかり合う様子が僕はかなり好きでした。

色々な事件が起きますが、その全てが新鮮なので上と下巻があっても飽きない理由ですね。

ほんと、この本は何か書こうと思ったら今から読みたいと思う人にとってあまりよろしくない情報を書きそうなのでここら辺で次に行きます。

最後に一言、読んで損はしない。

辻村深月ワールドにどっぷりハマります、これを読んだら他の作品も読みたくなること間違いなし!

3位:とんび (著:重松清)

ドラマになったこともあるらしく、蜜蜂と遠雷とは違って逆にこれは見てみたいなと思える作品でした。

今、誰かの親である人、そして誰かの子供である人、そんな人が読めば家族に対する考え方が少し変わるんじゃないか、そう思える作品です。

ストーリーを簡単に説明すると、昭和時代のちょっと田舎に住む家族3人が舞台です。

しかし、息子が3歳くらいの時に奥さんが事故で亡くなります。

父親も頑固ですが、息子のことを愛するがゆえの不器用さに周りの人の手助けも借りながら、親子で成長していく物語です。

自分はこの本を母親に勧めたのですが、外で読むと泣いてしまうから読めないって言ってました笑

本当にそれくらい心が温まる物語です。

あんまり本書とは関係ないのですが、親と過ごせる時間ってあと人生でどれくらいなんだろう。

そう考えると、帰省する1日1日を大切に過ごそう、そして早いうちに一回は親孝行しないとなって思います。

電車の中で読んでいて本当に泣きそうになりました。

今一人暮らししている人や、親自体を深く考えたことない人にぜひオススメしたい一冊です。

2位:マチネの終わりに (著:平野啓一郎)

だって面白かったら記事にするじゃん!!!まあでもこれは言葉の考察がメインだったような気がするので、とりあえずストーリー解説をさらっと。

「人生でたった一度しか会った人が誰よりも愛した人だった。」

表紙はそんな文句で飾られていました。

3度しか会わない過程をそりゃもちろん文中でも書いているわけですが、3回ので一人の人を深く愛する過程を違和感なく書くこと自体がすごくないですか?

3位を紹介するまで色々なテーマを書きました。

例えば『蜜蜂と遠雷』なら「表現力」、『スロウハイツの神様』なら「圧倒的伏線回収力」そして『とんび』なら「親子のあり方」などなど。

でも『マチネの終わりに』は違うんです。

前記事でも書きましたが多重層のテーマがほんとに物語の味に深みを持たせています。

グローバル化、紛争、才能によるプレッシャー、大人の恋愛。

特にグローバル化は現代に入って顕著になってきた傾向なので、これが物語の中にふんだんに含まれていることは昔ながらの小説では決して味わえない内容ですよね。

著者の表現力は蜜蜂と遠雷に匹敵するものがあると思いますが、ストーリー自体も深く唸る箇所が多々あり、途中で本を投げ出したくなる場面もありました(別にホラーとかいう訳ではない笑)

ただ、それでも続きが気になりすぎて朝の5時くらいまで読んでましたね。

読み終わった後は世界観から抜け出すのが勿体無く感じるほどでした。

恋愛小説が好きでない方もこの作品は楽しめると思いますのでぜひ手にとってみてください。

表現、ストーリ、そして恋愛要素と全てが詰まった贅沢な作品。これを読めばあなたも芸術の世界に足を踏み入れたくなるはずです。

1位:かがみの弧城 (著:辻村深月)

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ガチで面白すぎて1日で読んだ本。

今まで紹介してきた本とは違ってファンタジーの要素が強い作品となっています。

かといって楽しませることだけがこの作品の主題ではないと思っています。

僕もこの作品が読んでて楽しい、ってだけだったら僕も1位には置いてなかったと思います。

読んだのが多分2018年なので(これに至っては2019年でないと確信している)細かい内容まで覚えていないのですが、部屋にある鏡がお城に通じているというお話です。

主人公の女の子は不登校なのですが、鏡を渡ってお城に行くと他に4人の友達が待っていてそこで仲良くなります。

まあこの4人が後々どのように繋がってくるのかはここでは書きませんが、不登校のあり方や鏡の世界を通じて成長する姿が描かれています。

マジで成長していく様子が見てて勇気付けられるし、先ほども書きましたが辻村深月さんの作品は伏線回収がすごいんですよ。

ほんとにストーリーの面白さ、主題、伏線回収の大胆さ、ちょっぴり感動もあったり。

1800円するんですけど、1800円でこんなに満足できる読書は改めて価値がすごいなとわからされました笑

この本は本を全く読まない人でも読めたとの声が続々届いています。今回紹介した本の中で迷ったらとりあえずこれがオススメ!

いかがでしたでしょうか。

ぜひ少しでも気になる本があったらポチってみてください。

読書の旅にどっぷり浸かること間違いなしです。

 

当ブログ(東大生のツラツラ)では他にも本に関する記事を紹介しております。

→ローランド本がとてもいい内容だった件はこちら

→東大生が「影響力の武器」を考察してみたはこちら

コメント

  1. 神崎和幸 より:

    こんばんは。
    自分も「かがみの孤城」読みましたよ。
    いい作品ですよね。
    すべてが回収されるところが印象的でした。
    そのうえラストを素晴らしいと思いましたよ。
    それに他の4作も読みました。
    どれも本当に良かったと思いましたよ。

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