都市における緑を考える!

勉強
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本日のテーマは「都市生態学」です!

僕が都市生態学とはなんなのかその触りに誘いましょう(”いざなう”って書いたつもりなのに”さそう”と同じ読み方と知ってちょっとダサいなと思いました)(どうでもいい)

なるべく簡潔に書いたのですが、理解し難い箇所があったらすみません。

コメント等での質問も受け付けてます。

なぜ都市?

まず都市に限定する理由ですが、そもそも人がたくさん住む場所っていうのは他の生物からしても住みやすい場所なんですね。

暖かくて標高が低い場所に都市はできるのでそりゃ他の生物からしても魅力的でそのことを「生態的価値が高い」とか言ったりします。

ですのでオーストラリアの都市には郊外より多くの絶滅危惧動植物が生息していたりするんですね。

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日本も例外ではありません

まあ、コアラちゃんもからっからな砂漠に住むよりユーカリがあるところでのんびりと過ごしてる方が似合ってますもん。

そういえばコアラの食べるユーカリってめちゃくちゃ高いらしく動物園で飼育するのめちゃくちゃ金かかるらしいですね。

一年で数千万らしいです。

てことは、「おれんちでペットとしてコアラ飼ってんだぜ!」って言ってる小僧がいたらそいつの親は多分Googleの社長です。

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そんなわけで都市がある場所がもともと良い場所というのは理解していただけたでしょうか?

加えて都市における研究は人の生活と直結しますからね、都市生態学は昔はあまり注目されていなかったのですが最近になって注目を浴びるようになりました。

では具体的にその内容に入っていきましょう。

都市の中の緑。

今回は都市における理想の緑地の配置の仕方について話していこうと思います!

まず生き物の生息の場として緑地が重要なのはいうまでもないですよね。

なので緑地が都市の中にあればあるほどいいのは自明ですが、その面積にも限界があります。

なので配置の仕方がポイントになってくるわけです。

そのポイントは4つ!

1.緑地の面積は大きく。

これは先ほど述べたのと同じで、例えば鳥なんかは緑地面積がある程度大きくないと生息できないので大きいほどそこで住むことができる生物の種類も個体数も増えます。

2.緑地の数は少なく。

これはどういうことかというと同じ面積なら分割せずになるべく一つにまとめた方がいいよ、というお話です。

1番のように大きな場所を必要とする生物にとっても大切なのですが、もう一つ「エッジ効果」というのが関係しています。

エッジ効果とは今回でいうと緑地の外側が外部の影響を受けるという話です。

例えば東京の明治神宮などを知ってる方ならわかると思うのですが、森のすぐ外は都会で車などの交通量が多いですよね。

だから森の中に電車の線路などを引くだけでもその線路の面積以上の被害がその森に与えられてると言っても過言ではないんです。

その線路開発によって木が倒されたら直射日光が入りやすくなって、従来とは違った種類の植物が生えることもあります。

それもエッジ効果の一つです📝

それらをなくすためにできるだけ緑の数は少なくして一つにまとめることで、エッジ(端)を減らすことが理想です。

3.緑地同士の距離は短く。

それでも一つの場所にまとめるのは困難なので分断も仕方ありません。

ただ、その時は緑地同士の距離は近くするのがいいと言われています。

例えば夏の道路の側溝でカブトムシがひっくり返っているのを見たことありますよね?

え、ない?

ないひとは来年の夏は側溝の夏にしてください、流石に一匹は見つかります。

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そんな感じで緑地から緑地に移動するのが困難になる程、リスクにさらされ繁殖の機会も減っちゃいます。

生物の移出入の負担をできるだけ減らすため、緑は近いのが理想です。

4.緑の形は円形。

これは先ほどのエッジ効果によるものなのですが、四角より円形の方が外に触れる面積が小さくなります。

以下の条件をまとめた画像がこちら!

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保護区と緑地は同じ意味です

こんな感じで緑の配置の仕方にもただ闇雲に増やすだけではなく、生物多様性を守るための正しい置き方というのがあるんです!

自然に触れることの大切さ。

都市生態学は上記のように街の設計にも大きく役立ちますが、私たち自身の啓発にも努めています。

人が自然に触れることで健康レベルが上昇したり生活の質が上がることが研究結果として表れています。

ですが近年では昔に比べて人々が自然に触れる機会が激減し、経験の消失が言われています。

触れ合う経験が消失することで自然に対する態度や心理も変化し、環境保全に対する意欲も失われると言われています。

これではもっと自然が失われてもっと経験が消失するという負のスパイラルに陥りますよね。

それを防ぐためにも、人々がたくさん住む都市における生態学を考えるこの学問が重要なんです!

もし親御さんなどがこの記事を見てくださった場合は、お子さんに自然と触れ合う体験をさせてあげてください。

その体験を促進するための都市生態学ですが、まずは皆さんの心がけからも変えれたらいいなと思います!

長くなりましたが、ここまで読んでくださってありがとうございました😊

また明日!

コメント

  1. butterflyer より:

    都市生態学!!なんて面白そうな学問なんでしょう!!僕は趣味がチョウの撮影で、チョウ自体はもう20年前から好きでおっかけています。
    そこで今回、びっくりしたのが、「絶滅危惧種のチョウ類は都市付近にいる!」という話!!今まで、チョウのいるところ=人のいないところ=郊外というイメージがあったのですが、それが覆されるとは!! 
    いやはや、驚きです。
    確かによくよく考えてみると、ミヤマシジミ(ミヤマってるという記事)ギフチョウ・ヒメギフチョウ(プレイバックという記事の先頭にあるチョウ)などは、日当たりがよく特定の花が咲く農地・草地人通りがないところによくいます。ただし、人為的に整備されている草地が多いので、実は近くに人が住んでいたり、国が管理していたりする場合が多い。つまり絶滅危惧種は人の介入ができる地域、これは都市付近?ということになるでしょうか。
    つらつらと書いて申し訳ない。ぜひ今後の都市生態学の話を期待しております。

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