都市における緑を考える!part2

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都市における緑を考える、part2

前回の記事で都市の緑地についてのお話をしました。

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この記事では大きな緑地について話しましたが、では小さい緑地はどのように都市において重要なのかを簡単に話そうかなと思います。

大きな緑以外の場所

もちろん都市の中には緑の保全を目的としていない場所もあります、むしろそっちの方が大部分です。

そのような保全を目的としていない場所をマトリクスと言いますが、生物多様性はマトリクスも利用していることが知られています。

例えば、ビルとビルの間の薄暗い土地にもコケが生えていたりシダ植物が生えていたりするのを見たことある人はいませんか?

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コケも立派な生物!

それだったり、都会のカラスは自分で取ってきた餌をいろんな場所に隠す習性がありビルの換気扇の裏などに隠しているのを鉄腕ダッシュで見たことがあります。

それも一例ですよね。

そのようなマトリクスは都市に住む生物にとって重要なんです。

加えて、そのような小さな緑を合計した面積はバカにならないので、都市中の空気浄化にも役立っています。

少しでも緑が目に留まるほうが、人にとってリラックスの効果をもたらすとも言われているので都市環境全体をよくするためにも小さな緑は大切なのです。

大きな緑と小さな緑の違いは?

緑が密集している状態とバラバラな状態とではまた住める生物が変わってくるんです。

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左:緑が密集  右:緑がバラバラ

左は前回の記事で書いた大きな緑地を想定しています。

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そして今回の記事で書きたいのは右側です。

右のように緑がまとまった緑がなく散らばっていると、人からの影響をもろに受けますよね。

だって木が生えてるすぐそばを車がどおるような環境なんですもん。

そうなると、そこに住もうとする生物にとってはストレスの原因となりますが、適度なストレスがあることによって好んでそこに住む生物もいます。

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そのような環境を「撹乱がある」と生態学では言ったりします。

しかし、セミや蝶といった人間からのストレスをあまり気にしない生物はそのような緑地でも生きることができるんです。

なので完全に森のような緑地を都市に作らなくても、生物多様性はある程度保全できるんですね。

しかも上の画像の利点に書いてある通り、人と自然のふれあいの機会が増えることも嬉しいですよね😃

大きな緑地でしか生きれらない生物

それなら大きな緑地いらなくねと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

その大きな緑地をもろに必要とするのが昆虫です!

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小さな公園などでアリとかはよく目にすると思いますが、オサムシやシデムシといった地表性昆虫は森林のような土地に生息します。

しかも、森林もその子たちを必要としているんです。

シデムシは森の掃除屋とも呼ばれており、動物の死体などを土に還す役割を持っています。

それによって土に栄養がもたらされ木が成長するという、森林におけるサイクルの担い手なんです。

そのような立派な昆虫たちが都市で暮らしたくても暮らせないのは大きな緑地がないからです。

小さな緑地も蝶などにとってはたいへん重要ですが、大きな緑地はもっと必要としてる生物がいるんだよってことを皆さんも知っておいてください!

そして森林などに入る機会がありましたら、ぜひ都会ではみられないような生物を観察してほしいなと思います。

結論:大きくても小さくても緑地は大事!

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